2017年1月3日火曜日

やや日めくり憲法 13条

第3回目になりました。この企画。
今日は、第13条です。

憲法13条には様々なメッセージが含まれていると思います。
そこで、以下、そのメッセージを5つに分けてお伝えしますね。

第13条
 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、 公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

  あなたは「個人」!そして、最高の存在だよ!

中世ヨーロッパ時代、「人」の概念には、奴隷、自由人、市民とか、いろんな身分が含まれていたよ。
彼らには序列があって、最高の価値を持てたのは、ごく一握りの王族だけ。
けどそんなのおかしい。
11人生まれたときから最高の価値があって、大事にされなければならない。
そこで国民は、不断の努力によって、憲法を定め、国家権力を縛ることで、彼らの自由と権利を保障することにしたよ(近代立憲主義)。
日本国憲法13条も「人」ではなく、「個人」(1人1人)の権利自由を保障しているよ。

あなたの利益は「全体」のためでない!

あなたの利益はあなた「個人」のもの。
だから、社会や集団「全体」のために自分の利益を犠牲にする必要はないよ。
例えば、あなたは、学校やクラスのために勉強しないよね。
 

他人も「個人」。だから「公共の福祉」!

あなたは、他人の利益を無視してはいけないよ。
他人も「個人」として尊重されているから。
そこで憲法は、「公共の福祉」の範囲で、自由や権利を保障しているよ。

みんなそれぞれの幸福追求権がある!

11人違う考え方をもっているから、何が幸福かもそれぞれ違うよね。
そこで、憲法は、みんなそれぞれの価値観に基づいて幸福を追求する権利を保障しているよ。

三大原則の目的は「個人の尊重」!

 憲法は、(a)基本的人権の尊重、(b)国民主権、(c)平和主義を三大原理としているね。
 実は、これ、全て13条の「個人の尊重」のためにあるよ。
 個人を尊重にするには、(a)1人1人の権利自由が守られなければならない。
 (b)1人1人の政治意思が等しく反映されなければならない。
 そして、(c)国のための数として扱われてしまう軍隊や戦争はあってはならないからね。

みんな違ってみんないい!

あなたはこの世にあなたしかいない、だから素晴らしい!

もともと特別なオンリーワン!