2017年4月19日水曜日

4月26日(水) 院内集会であすわかが共謀罪を斬りますっ☆


 テロ等準備罪(共謀罪)の国会審議が始まり、「キノコ狩りも
テロの資金調達の可能性あり」という迷答弁が出ています。
 どんだけ現実離れした要らない法律なんだ、というのは前回
の記事でも書いたとおりです。
(http://www.asuno-jiyuu.com/2017/04/blog-post_19.html)


 テロ対策!と言われると、そりゃ私たち国民は不安になります。
でも、ほんとうにテロ対策なの?役に立つの?と疑うことが、
どうしても必要です。

 そして、こんな法律が成立してしまったら全国民が監視されて
しまうし、警察による犯罪のでっち上げも簡単にできてしまう!
という批判を聞いた人たちは、きっと少なからず
「警察がそんな悪いことするわけないよ」「考えすぎだよ」と思って
いるのではないでしょうか。

 日本が民主主義の国になって70年が過ぎました。
国民には基本的人権が保障されています…しかしそれでも、実は
捜査機関による許されない人権侵害・犯罪のでっち上げ(えん罪)
は、たびたびありました。
 …正直言って、「たびたび」どころではない、というのが、刑事事件
と日々つきあっている弁護士たちの率直な感想です。

 ただでさえ、沖縄では、警察や機動隊が(本州では考えられない
ような)暴力を国民にふるい、裁判所がそれをかばっています。
その上で共謀罪を大義名分に警察が捜査権限を手に入れた社会
が、どうなってしまうか、ぜひ、弁護士たちの話を聞いて下さい。


 4月26日の院内集会では、あすわかから2人の弁護士が登壇☆
 久保木太一弁護士は共謀罪全体のレクチャー(あすわかの
チラシに沿って解説します♪)。小口幸人弁護士は沖縄の現状と
共謀罪を絡めたリアルな報告。
 ぜひぜひ、ご参集ください!


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共謀罪を考える超党派の議員と
             市民の勉強会(第5回)


日時: 4月26日(水)17:30~20:00


場所: 参議院議員会館101会議室

参加費: 無料


★「共謀罪で、あなたも私も狙い撃ち!?」
 久保木太一さん(明日の自由を守る若手弁護士の会) 

★「沖縄からみた共謀罪」    
 小口幸人さん(明日の自由を守る若手弁護士の会)

★ 国会議員による報告・発言


 共謀罪を考える超党派の議員と市民の勉強会 呼びかけ人
(4/14現在・順不同)
 糸数慶子(参)、伊波洋一(参)、逢坂誠二(衆)、小宮山泰子(衆)、
階猛(衆)、杉尾秀哉(参)、照屋寛徳(衆)、仁比聡平(参)、
畑野君枝(衆)、初鹿明博(衆)、藤野保史(衆)、真山勇一(参)、
森ゆうこ(参)、山添拓(参)、山本太郎(参)、福島みずほ(参)など
連絡・問い合わせ:福島みずほ事務所(電話03-6550-1111 担当:中島)




4月22日(土) 憲法カフェ@茨木市


 テロ等準備罪(共謀罪)が、どれだけ現実離れした要らない
法律か分かる国会答弁がありました。
 保安林でキノコを採っちゃうのは、違法なこと(保安林なので)
なのですが、
「キノコ狩り行っちゃう?」
「行っちゃおっか、保安林だけど、ま、たぶん見つからないしw!」
という会話をすると、組織犯罪集団と見なされて、共謀罪が成立
するんだそうです…。
 そしてトレッキングシューズを買った瞬間に逮捕。

 法務大臣いわく、「相当の経済的利益を生じる場合もある。
組織的犯罪集団が必要な資金を得るために計画することが
現実的に想定される」

 …(-_-;)

 コントですか、って感じですよね。
 これがほんものの国会答弁なのだから、笑えないわけです。
 これのどこがテロ対策。
 そりゃ保安林のキノコ狩りはダメですが、それをLINEで話し
合っただけで(冗談かもしれないしやっぱ止めるかもしれないのに)
テロリスト扱いって、どんだけ不自由でがんじがらめな世界なんだか…

 こういう有害でしかない法律は、廃案にするしかありません。
 
 さて、今週末には、茨木市で憲法カフェが開催されます☆
もちろん共謀罪もメインテーマです。ぜひお気軽にお越し下さい(^^)/


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憲法Cafe@茨木市


日時: 4月22日(土)13時半~16時半


場所: 茨木市福祉文化会館101号室


講師: 橋本太地弁護士
  (明日の自由を守る若手弁護士の会)


参加費: 500円(ドリンク・お菓子付き)


2017年4月18日火曜日

共謀罪?テロ等準備罪!? あすわかチラシ

https://www.dropbox.com/s/bhlb7yoyywz4ku4/%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7_%E3%83%86%E3%83%AD%E7%AD%89%E6%BA%96%E5%82%99%E7%BD%AA%E3%81%A8%E3%81%8B%E8%A8%80%E3%81%A3%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%A3%E3%81%A6%EF%BC%81%E3%80%8D%EF%BC%B0%EF%BC%A4%EF%BC%A6%20%281%29.pdf?dl=0現在国会で審議がなされている共謀罪。
キノコ採りも対象になるの!?えええ!?
なんていう話が出てきましたが、共謀罪ってどんなものか、まだまだピンとこない方が多いのであないでしょうか。

あすわかでは、みなさんに話し合っていただくためのチラシを作っています。
「テロ等準備罪」とか言っちゃって! ~共謀罪であなたも私も狙い撃ち!?~



共謀罪法案について、
 ・テロ対策なんでしょ?
 ・それ作らないと国際的にまずいんでしょ(条約締結できないんでしょ)?
 ・一般人は対象外なんでしょ?
という疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

それぞれの疑問について、あすわか流にイラストで解説したのがこのチラシです。

このチラシは、転載・転送・印刷・配布自由です☆(改変や一部の切り取りはご遠慮ください)
印刷して配ったり、ご友人と共謀罪について話し合うときの素材にしたり、ぜひともご活用ください!

※ネットプリントにアップしました
セブンイレブンのネットプリントで印刷できます。
予約番号 04412425(有効期限4月25日)

※印刷用にPDFのデータが欲しいという方は、↓のページから入手できます。
https://www.dropbox.com/s/bhlb7yoyywz4ku4/%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7_%E3%83%86%E3%83%AD%E7%AD%89%E6%BA%96%E5%82%99%E7%BD%AA%E3%81%A8%E3%81%8B%E8%A8%80%E3%81%A3%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%A3%E3%81%A6%EF%BC%81%E3%80%8D%EF%BC%B0%EF%BC%A4%EF%BC%A6%20%281%29.pdf?dl=0
こちらのページではうまくいかなかったという方は、
peaceloving.lawyer@gmail.com
までメールでご連絡ください。

5月12日(金) 講演会「共謀罪のリアル」@大阪



 共謀罪の国会審議が始まっています。
 そんなの国民の誰が求めてたっけ?という、需要のないもの
であるばかりか、政府が持ち出す「必要性」の根拠がことごとく
ない、というかウソ…ということも明らかになっています。

 テロ対策には役に立たない反面、捜査機関(警察)が全国民
のプライバシーを監視することになりかねない、治安維持法並み
のトンデモ法です。

 (あすわかのチラシ「『テロ等準備罪』なんて言っちゃって!」が、
コンパクトに解説しているのでぜひご活用下さい☆)
 http://www.asuno-jiyuu.com/2017/02/blog-post_27.html

 でも、聞こえてきます、たくさんの声。
 「監視社会だなんてそんな大げさな!」
 「裁判所がチェックしてくれるからそんな悪いこと起きないよ」

 そうですね、権力や警察を疑ってみたことのない方には、共謀罪
のおそろしさはピンと来ないかもしれません。

 警察・検察,時には裁判所と対峙している弁護士は、犯罪捜査
や刑事司法の世界で、どんなことが起きているのか最もリアルに
伝えられる立場にあります。

 講師は、刑事弁護の経験十分、そして沖縄で日々(本州では
考えられないような)権力の暴力を目の当たりにしている小口
幸人弁護士。
 また、警察が令状なしに行ってきたGPS捜査は違法であると
いう最高裁判決を勝ち取った亀石倫子弁護士。

 すでに行われてきた権力の暴走と、共謀罪によって歯止めが
かからなくなる権力の暴走について、熱く語ります。
 とっても貴重な機会です、ぜひお集まり下さい(^^)/


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

 ☆講演会「共謀罪のリアル」☆


 「共謀罪」ができたって、警察は悪いことをしない?
 濫用の危険はない??
 捜査機関の実態を一番知っているのは、常に警察と対峙
(監視)している刑事弁護人です。
 もし共謀罪ができてしまえば、どんな捜査が行われるのか。
 第一線で活躍する若手弁護人が「共謀罪のリアル」をお話しします。

〇 「共謀罪はどう使われる?
     ~沖縄の現場から、リアルに語る~」
 <小口幸人弁護士(あすわか・沖縄弁護士会)>


 高江や辺野古の弁護団に所属。高江ヘリパッド建設の際には、
講義の現場で見守りに奔走。共謀罪について刑事弁護実務の
観点から警鐘を鳴らす。


〇 「GPS捜査事件主任弁護人が語る
                 違法捜査と共謀罪」 <亀石倫子弁護士(大阪弁護士会)>


〇 国会報告
  野党の国会議員の方に、共謀罪法案の審議状況等につき
 ご報告頂きます


日時:5月12日(金)18:30~20:40


場所: エル・おおさか(定員約200人)
  http://l-osaka.or.jp/


参加費: 大人1500円 ペア2500円
     (2人で来ると500円OFF)
     学生500円 高校生以下無料


☆ 事情により減免します。受付でご相談下さい。
☆ あすわか特製憲法ファイルをプレゼント。
☆ 子連れ参加は大歓迎です!


連絡先: kotani@room.ocn.ne.jp
     06-6315-8284(小谷)


主催: あすわか大阪(明日の自由を守る若手弁護士の会)
  共謀罪あかんやろ!オール大阪



2017年4月17日月曜日

4月23日(日) 憲法カフェ「教育に関する権利とか」@大阪・東成区



 東成区のカフェキイロでの「國本弁護士の憲法のよみ方つかい方」、
もう5回目になろうとしています。

 今回のテーマは「教育に関する権利と最近の法律とかそのへん(仮)」
とのことw
 ゆるいテーマ設定、いいですね~

 憲法26条は、教育を受ける権利を保障していますね。
 なぜそんな人権が必要なのか…というと(やや日めくり憲法の連載
でもお話しましたが)、社会で「尊厳ある個人」として生きていく上では、
「私」という人格を形成するために必要な知識・教養・技術・思考方法
をしっかり学べる機会が不可欠だからです。

 特に子どもは、保護者に対し、義務教育を受けたいんだと求める
権利があり、保護者にはそれに応える義務があります。

 もっと言えば、この権利は、子どもを「大人と国家にとって都合のいい
国民を育てる教育」から守ります。
 憲法は、そのような思想教育や洗脳を許しません。
(だから、例えば教育機関で教育勅語を暗記させるとか、いたわけない
神話上の神武天皇を実在の人物かのように歴史の授業で教えるとか、
生徒に首相バンザイとか言わせるとか、そんな教育は許されません。)

 最近、教育勅語とか、けっこう話題になっているので、子どもを持つ
ママ・パパにとっては、「子どもの教育」はわりと憲法を学ぶ入り口
としてタイムリーなのでは?

 ぜひぜひ、お気軽にご参加ください! 

*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。


「國本弁護士の憲法のよみ方つかい方⑤」


最近、教育の世界がさわがしい。
そこで、「教育に関する権利と最近の法律とかそのへん(仮)」
を今回はテーマにします。


日時: 2017年4月23日(日)11:00~13:00


場所: 町屋カフェキイロ
   (大阪市東成区大今里2-31-10)


参加費: 500円(ドリンク付)


主催: 子どもの未来を考えるママの会@なにわ


申し込み・お問い合わせ
 080-5315-2760(カフェキイロまで)




2017年4月14日金曜日

5月12日(金) 講演『檻の中のライオン』@広島県府中市☆



 アメリカはアフガニスタンでも、とてつもない爆弾を使ったと
発表しましたね。

 殺して、殺して、また殺して…
 支持率を回復させるカンフル剤として?軍需産業を儲けさせるため?
 どのアングルから観ても、「浅はか」でしかありません。

 先日、シリアへのミサイル攻撃を安倍首相はいち早く「高評価」しました。

 憲法9条にはこう書かれています。
  ↓
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際
紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」

 憲法尊重擁護義務のある安倍首相が、アメリカのシリア攻撃を支持
したり高評価したりなんてこと、許されるわけがありません。
 どんなに国民が批判しても、無視してアメリカに追随することだけを
考える現政権に、心が折れそうになりま…せんか?
 ほんとに、理屈が通用せず、ほとほと『民意』というものを嫌っている
んだな、民主主義なんてどうでもいいと思っているんだな、と見せつけ
られてきましたね。

 でも、私たちは主権者だから。
 この国に生きる尊厳ある人間だから。
 諦めてしまったら、政権から踏みつけられる存在でもいいって受け
入れてしまうことになるから。

 自分と、子どもと、大切な人の未来や命のために、声を上げ続け
ましょう。
 
 さてさて、広島の府中市では楾大樹弁護士が、ベストセラー『檻の
中のライオン』を使って講演会を開きますよ☆


*・゜゜・*:.。..。.:*・*:゜・*:.。. .。.:*・゜゜・**・゜゜・*:.。..。.:*・*:゜・*

連合府中講演会
 「檻の中のライオン 憲法ってなんだろう?」



日時: 5月12日(金)18時~20時


場所: 府中市文化センター4階中ホール
  (広島県府中市府川町70番地)


講師: 楾大樹弁護士
   (明日の自由を守る若手弁護士の会)



参加費: 無料


主催: 連合広島府中地域協議会



2017年4月13日木曜日

対談♪ 『婦人公論』で太田啓子弁護士×安藤優子キャスター♪



 太田啓子弁護士が、ニュースキャスターの安藤優子さんと
夢の対談♪

 現在発売中の最新の婦人公論(4月25日号、表紙はキムタク)
をご覧下さ~い☆



「緊急対談 女性にこそ関心を持ってほしい 
  今、国会で審議されている重要法案、その中身とは」





 q(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー

 今国会にはなんと162本の法案が提出されているそうです。
さすがにすべての法案について話す時間はなかったようですが、
要注目の重要法案をいくつか紹介し、問題について意見を
交わしています。
 あすわかマター(憲法・人権)に関連するものも多いのでご紹介
しますね。

 
 まずはなんといっても「共謀罪」!! 
 共謀罪っ!!!
 危険極まりない共謀罪ですっ。

 あすわかでも今まで何度も問題を指摘してきました。
 政府は「共謀罪とはまったく違うよ、テロ等準備罪だよ」と言いますが、
テロ対策に必要だなどというのはまやかしで、「そもそも最初の草案
では、(中略)「テロ」という文字が入っていなかった」と太田弁護士が
バッサリ。
 安藤さんも、「野党から指摘されて初めて、テロという文言を入れた
と報道されましたね」と報道現場からのレスポンス。


 また、「家庭教育支援法案」。
 憲法や人権になにか関係あるの…かと思いきや、実は自民党憲法
改正草案でもしっかり盛り込まれている憲法24条の「改正」を先取り
する重大な問題があります。
 これについて安藤さんが「幼稚園児に教育勅語を暗唱させていた
森友学園という存在と同一線上にあるのではないか」と指摘し、
太田弁護士は「自民党改憲草案の大きな特徴として、個人よりも
家庭・国家を大切にするということがある」「大きなもののために、
個人は我慢して犠牲をささげるのが美徳という発想」と斬っています。


 また、「刑法の性犯罪規定改正案」や女性議員を増やそうとする
「候補者の数を男女均等にする法案」など、根深い女性差別や
ジェンダーの問題と切っても切れない法案についても、しっかり取り
上げています。


 なにげない女性誌が、こういう重大な政治の話を記事にしてくれるって、
育児・介護・家事・仕事に追われる女性たちにはほんとにありがたい
ですよね!美容院や病院の待合室で読めますものねっ。


 かけがえのない子ども・家族・恋人・友達の未来のために、今、自分に
できることってなんだろう…後悔してからでは遅いので、まず、『知る』
ことから始めましょう!

 ぜひぜひお買い求め下さい(^^)/


5月7日(日) 憲法カフェ@大阪府八尾市☆



 シリアに突然ミサイルを撃ち込んだアメリカが、今度は北朝鮮
への攻撃をちらつかせはじめています。
 北朝鮮はこのタイミングで外交委員会を復活させて、話し合い
のテーブルにつく用意があるサインを示しています。
中国の習近平主席は電話会談でトランプ大統領に、あくまでも
平和的解決だと意見しました。
 冷静でないのは、アメリカですよね…

 「唯一の被爆国」であり戦争放棄して憲法9条がある日本が
すべきは、対話での紛争解決だとアメリカに進言すること、しか
ありませんよね。
 トランプ大統領の好戦的な姿勢にハッパをかけたり、それを
支持するなど、日本国民の命と安全を守ることを考えれば、
ありえません。
 平和国家としての背中を見せることこそ、国際社会からの尊敬
を集める唯一の道かと思います(尊敬される国を目指したい、
みたいなことを稲田防衛大臣がしきりに言っていたので…)。

 さて、八尾市での憲法カフェのお知らせです(^^)/


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憲法カフェ@大阪府八尾市
 憲法カフェ「子どもの権利条約」を学ぶ編

憲法はもちろん、
私達が大事にしたい「子どもの権利条約」の理念について
学んでいこうと思います。

日時: 5月7日(日) 13:30~15:30


場所: つどいの広場 夢実人(むうみん)
    
大阪府八尾市陽光園1-10-9



講師: 楠晋一さん
  (あすわか大阪・京橋共同法律事務所)


参加費: 無料


主催: 特別非営利活動法人KARALIN


お問い合わせ
    072-924-3710(からりん) 
    072-915-2319(むうみん)


2017年4月11日火曜日

4月18日(火) 憲法カフェ@大阪府熊取町のお知らせ☆


 冷たい雨に桜の花もこごえそうですね~

 アメリカがシリアにミサイルを撃った件、どの国よりも早く
「賛成~!」とすり寄ったのは日本の安倍政権でした。...


 武力による紛争解決なんて妄想でしかない、と骨の髄まで
思い知って軍隊を持たない決意をしたのは、たった70年前
だというのに。しかもその宣言は憲法に書かれて権力を縛って
いるというのに。

 言葉を尽くして、誠意を尽くして、話し合って歩み寄るしかない
んだ、という、「しんどいけれどもそれしかないんだ」という決意で
平和国家として歩んできたこれまでの努力が、蹴っ飛ばされて
粉々にされるような…
 改めて、戦争というものは、こういう思慮浅い短絡的な人に

よって起こされてしまうものなんだなと、ため息が出ます。

 結局、死ぬのは大統領でもなく首相でもなく、子どもや市民なのに。


 今こそ、憲法に何が書かれていて、私たち国民はなにができる
のか、憲法にどう守られているのか、知っておきませんか!


 18日に、大阪府熊取町にて、憲法カフェが開かれます♪


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憲法カフェ@大阪府熊取町


 平日の午前中、おうちでカフェ開きます。
 お茶飲みながら、憲法のお話ちょっと聞いてみませんか。

日時: 4月18日(火)10時~



場所: 大阪府熊取町小川家にて



参加費: 500円
  (資料代、お茶菓子代として頂くことをご理解下さい)


講師: 中平 史弁護士
   (明日の自由を守る若手弁護士の会/関西合同法律事務所)


連絡先: Tel: 090-9981-1997
    E-mail: y_u_k_i_ko@yahoo.co.jp


 だいたい2時間ぐらいで、終了後お時間ある方はお昼ごはん
用意します(^-^) 
 みんなでわちゃわちゃお茶しながら優しい先生に易しい話を
聞かせてもらいませんか?
 ほんとにどなたでも!ぜひどうぞ~

防衛大臣は高評価(>_<) 教育勅語がどれだけトンデモかというと


 
●防衛相「教育勅語には現代でも通用する価値観 」(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170411/k10010944231000.html?utm_int=news_contents_news-main_005

 相変わらず、稲田防衛大臣は、教育勅語を高くたかーく評価
しているようです。
 記者会見では、教育勅語について「私自身としては、親孝行とか、
夫婦仲よくとか、友達との信頼関係とか、現代でも通用するような
価値観というものはあると申し上げている」と述べました。
 
 教育勅語を「いいことも書いてあるじゃないか」「内容すべて悪い
と決めつけるのはよくない」等々と擁護する声が、政府や与党から
上がっていることに、がく然としてしまいます。

 もしかしたら、教育勅語というものをよく知らない「優しい人」は、
こういう防衛大臣の発言などを聞くと、「そっか、いいことも書いて
あるなら、100%悪いものってわけでもないんだね」と思ってしまう
のでしょうか…


 教育勅語は、絶対的な権力者(というか神)である天皇を頂点と
する宗教国家にし手軍事国家「大日本帝国」を作り上げるための、
経典のようなものでした。

 明治天皇が、臣民(←「国民」とすら呼ばない)に対して、「あるべき
臣民とはどのようなものか」と説いたものです。
 夫婦仲良くとか、兄弟仲良くとか、友達を信頼し合おうとか、一見
無害に見える「徳目」は、ここに並べられています。

 でも、その「徳目」は、こういう文につながっていきます。
「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ 以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」

  ↑
 つまり、万が一戦争・内乱などの事態になれば、天皇の軍隊として
立派に命を捧げ、そのようにして、天皇の皇室の繁栄が永遠に続く
よう最善を尽くして仕えるべし。」ということです。

 列挙されていた徳目は、ぜんぶ、「天皇と皇室が永遠に栄えるため
にひたすら仕える“よい臣民”」としての徳目なのです。

 これを国民に暗唱させて身体にたたき込み、天皇のために「喜んで
死ぬ」国民を育て、「おめでとう」と言って子どもを徴兵し、おびただしい
数の国民を戦死・餓死させたのが、大日本帝国です。


 ハッキリ言ってしまえば、カルトに近い。
 

 「いいことも書いてある」という指摘は、あまりにも木を見て森を見ず、
あるいは「教育勅語にほんとは何が書いてあるのか、バラしたくない」
のか…どっちかなーなんて…(-_-)フゥ


 ちなみに、教育勅語は天皇制国家を作るためのメッセージなので、
その「徳目」には決して
「平等」「個人の尊重」「人権擁護」「弱者の声を聞く」「差別根絶」などは、
もちろんどこにも書かれていません(苦笑)

 教育勅語を今さら教材として利用したいという国会議員は、こういう
人権思想については、どうでもいいのですね。
 教育勅語は、日本国憲法(人権思想・民主主義)とはまったく相容れ
ないものなので、1948年、国会で無効が決議されています。


 こういう「トンデモ」文書を持ち出す国会議員は、民主主義国家の
“全国民の代表”としては、失格なんじゃないかな、と思わざるを
得ません。

2017年4月10日月曜日

4月30日(日)憲法劇の前座であすわかがレクチャー@福岡☆



 トランプ大統領がシリアにミサイルを射ちましたね。

 シリアのアサド政権が相変わらず大量殺戮を続けているわけ
ですが、決してアメリカを攻撃してはおらず、アメリカの同盟国を
攻撃してもいません。

 なので、アメリカが突然シリアに戦争を仕掛ける理由はありません。

 特に戦争を仕掛ける大義名分はないけれど、「シリアが化学兵器
を使ったから許せなくてミサイルを撃った」わけです。

 本当にアサド政権が化学兵器を使ったかどうかは、調査中で、
分かりません。

 ほんとのとこは分からないけれど「たぶん使ったから許せない
(だからミサイル撃つ)」、というこの、浅はかさっぷりに、腰が抜け
そうです。


 ルールより権力の気分が優先する国家。
 憲法の条文より権力の執念が優先する国家。

 そこに民主主義や国民の自由、そして平和が、あるとは到底思え
ません。

 そんな国には生きたくないし、子どもをそんな国で育てたくありません。


 さて、福岡で、あすわかが憲法劇とコラボして、自民党の改憲草案を
レクチャーしますよー(^^)/


*・゜゜・*:.。..。.:*・*:゜・*:.。. .。.:*・゜゜・**・゜゜・*:.。..。.:*・*:゜・*
 


日時: 4月30日(日)13:30開演
    (13:00開場) 

場所: 福岡市立中央市民センター
 (福岡市中央区赤坂2丁目5番8号 TEL.092-714-5521)


<タイムテーブル>
 13:30~  第1部 憲法講演
   「あすわか弁護士が斬る!

          自民党改憲草案(2012版)」
   講師:明日の自由を守る着手弁護士の会(福岡)


 14:00~ 第2部 憲法劇回ひまわリー座
   憲法劇「トビオ」



<説明>
 戦争のない、平和な世界をつくるために作られた人型ロボットロ
トビオ。家族の中で、人間としての経験を重ねながら素直で優しい子
に育っていった。
 戦後レジームからの脱却を図ろうとするエビ首相。日本に圧力を
かけるシュリンプ大統領。
 9条を変えたい岩場次期総理候補。それを応援する国民たち。
そうした流れに押されて、トビオの運命が翻弄されようとする。
 2017年の私たちのすべきことは何か。"現在"というリアルを考えて
いただく憲法ドラマです。
 憲法劇がより分かりやすくなる!あすわか(明日の自由を守る若手
弁護士の会所属)弁護士による自民党会見草案の解説も必見です!!

4月18日(火) 小谷弁護士の憲法居酒屋@西成☆


 憲法カフェで大活躍の小谷成美弁護士、最近は旅好きという
こともあり地方の憲法カフェにも出かけるフットワークの軽さで、
他の追随を許しませんっ(拍手☆彡)

 そんな小谷弁護士による、憲法居酒屋が18日夜に開催されます。
 
 西成のディープな居酒屋で、チェ・ゲバラの情熱を感じながら(?)
憲法を肴に楽しい夜をお過ごし下さい(^^)/


*・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.:*・

憲法居酒屋@大阪市西成区


いま全国で展開中の「憲法カフェ」が、
西成のディープな居酒屋「グランマ号」にもやってきます。


リラックスした中でビール片手に、〇×クイズなどを交え、
楽しく憲法の勉強をしてみませか。

そしていま問題になっている「テロ等準備罪(=共謀罪)」。
これっていったい何なの?なんで問題になってるの?
弁護士さんに聞いてみましょう。


日にち: 4月18日(火) 18:30~21:00ころ

場所: 居酒屋グランマ号 
   (大阪市西成区萩之茶屋2-7-5)
 https://tabelog.com/osaka/A2701/A270406/27085205/


講師: 小谷成美弁護士
  (あすわか・のぞみ共同法律事務所)



参加費: 無料 
    余裕のある方はカンパをお願いします。


連絡先: 居酒屋グランマ号
  電話 090-6735-6096(新井)
  メール che.1967.109@ezweb.ne.jp

* 人数把握のため、事前にお知らせ頂けると助かります。


定員: 20名


主催: 居酒屋グランマ号





2017年4月9日日曜日

やや日めくり憲法49条(議員の歳費)


4月9日ですので、49条の解説です。



第四十九条 両議院の議員は、法律の定めるところにより、国庫から相当額の歳費を受ける。



この条文は、大切なことを2つ言っています。



一つは、国会議員は無給じゃない、ってことです。

もし国会議員が無給だったら、みんな生活費を稼ぐので忙しくて、

国会休んだり、議論の準備しなかったりになるかもしれませんよね。

そこで、ちゃんと給料(歳費)を払うから、しっかり国会議員としての仕事をしてね、って定めています。



もう一つは、その給料の額は、国会が自分で決められるってことです。

もし、国会議員の給料を内閣が決められるってことになったら

内閣が自分の仲間にだけ優遇したり、簡単に増減できちゃうことになって

国会議員の身分が不安定なものになっちゃいますよね?

ちゃんと国会での話し合いに集中してもらうための給料なので、

誰かの勝手で増減しちゃわないように

国会議員が自ら決められるってことになっているんです。



そんなことしたら、好き勝手に増やされちゃうんじゃない?

って不安もありますよね。

でも、法律は国民に公布しなければならないものなので

国民は法律を見ることができて、高すぎると思ったら、そんなことを決めた国会議員を、次の選挙で落とせばいいんです。

もし、内閣が決められるってなったら、

法律とは違うので、基準が国民に公表されないかもしれないですし

情報開示請求しても「廃棄した」って言われちゃうかもしれないですよね

(最近は防衛省や財務省などで「廃棄した」が流行っていますので)

誰がどういう基準でいくらもらうのかってのをはっきりさせるためにも、法律で決める、ってなっているのです。



実際には、

「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律」という法律で決まっています。

役職じゃない議員だと月129万4千円らしいですね(1条)。

そのほかに、年2回のボーナス、文書通信交通滞在費などが出るようです。これらとは別に政党に配る政党助成金(年間約320億円)ってのもありますね。



けっこうもらっていますね。



ちなみに、

国務大臣になると別に給料が出るので

大臣の妻がポンと100万円の寄付をすることも可能かもしれません。



これだけの歳費に見合った働きをしていない議員(寝てばかり、ヤジばかり、不起訴が決まるまで雲隠れ)がいるのかどうか
それを見張るのも国民の仕事(不断の努力)なんでしょうね。

2017年4月8日土曜日

やや日めくり憲法48条(兼職禁止)

ギリギリになっちゃいましたが、4月8日ということで、48条の解説です!

第四十八条  何人も、同時に両議院の議員たることはできない。

内容は何も難しいことはなく、そのまんまです(笑)

この条文は、大日本帝国憲法にあるので
昔っから当たり前ってことで規定されているのです。

でも、
この条文がなかったら
衆議院議員さんが
「俺は参議院議員にもなりたい!」
「俺には職業選択の自由があるんだ!憲法上の権利なんだ!」
って言って選挙に出たら、
すでに経験十分だから当選しちゃうかもしれません
そしたら、衆議院議員であり、かつ参議院議員でもある、ってことになるわけです

別にそれを国民が支持したんだからいいじゃん?って意見もあるかもしれません

でも、
42条のところでも触れましたけど
http://www.asuno-jiyuu.com/2017/04/blog-post_2.html
二院制ってのは、
一方の軽率な行為や多数派の暴走を止めて、
冷静な議論を促す役割があるのです

議会という権力を他の議会によって抑制するという立憲主義の表れなんですよね

だから
権力者の職業選択の自由よりも、
あんたにはやらせない、っていう要請が優先するってことなんです。

だから兼職禁止。

より多くの民意を反映するために、多くの人に国会議員になってくれってことです。

こう考えたら
より多くの人が国会議員になってほしいってことだから
同じ人が国会議員を何度も何度もやるってのは、どうなんでしょうかね?
とはいいつつ、経験ってのも重要だし、素人ばかりでも困るし・・・

誰を選ぶのかって難しいですね。
それを考えるのも主権者の役割(不断の努力)ってことですかね!

2017年4月7日金曜日

やや日めくり憲法 47条(選挙に関する事項)



 「選挙区、投票の方法その他両議院の議員の選挙に関する事項は、法律でこれを定める。」
 とても短い条文です。なんや「法律で定める」か、憲法では何も決めないのか、大して意味のない条文じゃないの?と思うかもしれませんね。そんなことはありません。
 まず一つ。
「法律で定める」ということは、逆にいうと、
選挙に関する事項を、法律以外の方法で、たとえば政令など、国会を通さないで決めることはできない、ということです。
「ゲリマンダー」という言葉があります。
1812年、アメリカのマサチューセッツ州知事エルブリッジ・ゲリーという人が、自分の政党が有利になるように、選挙区を区切ってしまいました。
その選挙区の、自分が得することを考えて区切ったいかにも不自然な形は、聖書に出てくる怪物サラマンダーに似ていました。
このことから、特定の政党や候補者に有利になるように選挙区を区割りすることを「ゲリマンダー」と呼ぶようになりました。
こういうことがないように、時の政権が好き勝手に自分たちに都合の良い選挙区設定できないよう、つまり必ず国会を通さなくてはならないことにするために、「法律で定める」必要があるのです。
 
そうはいっても、政権にいる人たちの政党は、たいてい国会でも多数派です。
国会の多数派が、自分たちに有利になるような選挙区設定をすることもあります。
そこで、立憲主義の登場です。
 憲法は、「国民主権」を定めています。
国会は、「憲法に頼まれて」選挙に関する事項を法律で決定するのですから、国民主権の考え方に合った法律を作らなくてはなりません。
 このように憲法47条は、時の政権や政権与党という権力が、好き勝手に自分たちに都合の良い選挙制度にするのを防ぐためのもので、国民主権、民主主義の根幹を支えるとても重要な条文です。
このように権力が好き勝手できないように憲法で縛ることを、立憲主義といいます。
 市民も、「不断の努力」(憲法12条)で、憲法が予定している選挙制度になっているのかチェックしなければなりませんね。

やや日めくり憲法 46条(参議院議員の任期)


  1日遅れちゃいましたが、
 4月6日ということで、46条の解説です。

 一昨日に引き続き、任期の話ですね。

 

第46条 参議院議員の任期は、六年とし、三年ごとに議員の半数を改選する。

 

 衆議院と同様、参議院議員にも任期があります。これは、一定期間ごとに必ず選挙を行うことで、民意が国会に反映するようにすると同時に、その期間は国会議員の身分が無くならないことを保障することで、国会の審議に集中してもらうことを狙っているわけです。

 

 参議院は、衆議院よりも長く6年の任期となっています。その間、衆議院のように解散はありません。

 つまり、参議院議員は、一度当選すれば必ず6年間議員でいられるのです。

 そのため、参議院は、衆議院に比べて、長期的な視野で(要するに目先の利益を重視することなく)慎重に法律案を検討することができ、「熟慮の府」とか「良識の府」などと言われています。

 

 参議院は、大日本帝国憲法では、貴族院といって、皇族や高額納税者など一定の身分にある者が天皇に選ばれたり、互選で選ばれた議員で構成される議会でした。簡単に言えば特権的な身分でした。

 選挙で選ばれたわけではないので、民意を反映した議論をすることが難しく、日本国憲法の制定時にも、条文の改定案を出したのは、衆議院の方が多かったようです。

 

 参議院の特徴として、3年毎の半数改選というのがあります。

 議員の半分ずつを交互に選挙することで、3年ごとに民意を反映することができ、参議院全体として民意を反映できるようにしたものです。

 確かに、6年間選挙がなかったら、何か新しい問題が起こった時に、その問題に対する民意を全く反映できていない議会ってことになっちゃいますもんね。

 

 また、衆議院のように、全員一斉に選挙にはならない(全員一斉に議員の身分を喪失することはない)ので、必ず参議院議員がいることになり、緊急事態でも国会議員による対応が可能になります。

 だから憲法に緊急事態条項なんて要らない、って話になるんですね。

 

 ただ、半数しか改選しないってことになるので、現在のように242名しか参議院議員がいないと、一度の選挙で121名しか選べないことになっちゃいます。

 すると、日本の人口は約1憶2000万人なので、100万人(未成年者を含みます)に1名しか国会議員を選べないことになっちゃいますね。

 100万人分の意見をたった一人で反映させるなんて、不可能ですよね。

 こういうわけで、国会議員が少ないと困るねって話になります。

 

 このような特徴のある参議院議員の選び方として、衆議院とは違うルールを設けようという話があります。

 これについては、第47条での解説に譲りたいと思います。

 

 衆議院も参議院も、私たち「全国民の代表」ですが、

 必ずしも私たちの声を反映してくれるとは限りません。

 むしろ、自分たちの仲間の言うことだけを優先的に反映する、というのが多いのではないでしょうか。

 最近の例でいくと、認可してあげるとか土地売ってあげるとか、ですね。

 

 だから、本当の意味で、「全国民の代表」となってくれるために、

私たちが、普段から不断に声を届ける必要があるんでしょうね!(不断の努力)

2017年4月5日水曜日

やや日めくり憲法 45条(衆議院の任期)


 今日は4月5日。憲法45条のお話です。


<日本国憲法憲法45条>
 衆議院議員の任期は、4年とする。
 但し、衆議院解散の場合には、その期間満了前に終了する。


 任期を定め、一定期間ごとに選挙で議員を選ぶことで、民意を
国会に反映させ、権力が強大になることを防いでいるわけです。
 憲法で権力を縛る立憲主義のあらわれの一つといえますね。
 また、衆議院議員の任期は、次の46条に定められている参議院
議員の任期6年に比べて短くなっています。
 しかも、衆議院が解散されれば、任期はもっと短くなるので、
「衆議院は頻繁に選挙で議員が変わり、より民意を反映しやすい」と
いわれています。

 実際、日本国憲法施行後、任期満了となったのは1回のみ!
それ以外は、すべて4年経過する前に解散されて、選挙で議員が
変わっています。
 ちなみに、今まで一番短い衆議院議員の任期は、わずか165日。
野党議員の国会質問中に、吉田茂首相が「バカヤロー」と暴言を
吐いたことで国会が紛糾し解散となりました(バカヤロー解散)。


 任期が定められているということは、逆に言えば、任期中は、
解散などの場合を除いて議員の身分を奪われることはない、という
ことです。議員の身分が保障されていることで、議員は自らの政治
信条に従って行動できるのです。

 じゃあ、政治信条に従って行動できるなら、任期中は何をしても
いいの?というと、そうではありません。国会議員は、43条に定め
られているとおり「全国民の代表」ですから、選挙のときに示された
民意の実現に向けて行動することが求められます。
 また、民意が変わることもあるので、謙虚な姿勢でそのときどきの
民意をくみ取って政治を進めていくことが求められています。

 ただ、選挙となるとたくさんの人手やお金が必要になり、
それぞれが当選に向けて対策を練らなければなりません。
 頻繁に政権が解散をチラつかせていると、衆議院議員は
落ち着いて政治を議論するどころではなくなるので、慎重な
議論どころか政策が駆け引きで決まってしまうようなことに
なりかねません。
 内閣の解散権は制限した方がいいのではないか、という
主張が出てくるのは、こうした事情によります。


 現在の衆議院議員は2014年12月14日に総選挙が行われた
ので、2018年12月13日まで任期は続きます。
 来年末まで選挙がないからといって、民意を無視して政治を
進めてはいけません(森友問題で4月解散?という憶測も流れ
ていますが)。

 一方、私たちも、自分たちの意見を政治に反映させるために、
選挙で投票するだけでなく、普段から自分なりの「不断の努力」が
必要ですね。

 TV局や新聞社に「ニュースでもっと○○について特集してほしい!」
「今日の報道はとてもよかった!」などの意見・投書を送ったり…
 地元の選挙区から出ている国会議員にFAXや手紙を送ったり…
 もっとできるなら、ビラまきやデモに参加したり、
 パブリックコメントで意見を送ったり、
 憲法カフェを主催してみたり、
 応援したい候補者の選挙のスタッフになったり、


 一人ひとり、自分なりにできることって、いろいろあります!

2017年4月4日火曜日

やや日めくり憲法44条 選挙に差別ダメ!


今日は4月4日!!



44年前(1973年)の今日は、日本の最高裁が、はじめて、法律が憲法に反しないか判断する権限(違憲審査権:憲法81条)を使った日です(尊属殺重罰規定違憲判決)。
いわば、立憲主義の記念日ですね☆



さてさて、今日のテーマは、ひきつづき、(裁判所ではなく)国会です。



憲法44条

「両議院の議員及びその選挙人の資格は、法律でこれを定める。

但し、人種、信条、性別、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によつて差別してはならない。」



なるほどなるほど…

「両議院の議員及びその選挙人の資格」を決めるときに、差別はダメ!ということですね。



「両議院の議員」は、

衆議院、参議院の国会議員のことです。

で、「選挙人」は、

国会議員の投票をする人のことですね。



つまり、

国会議員の選挙で、

どんな人が立候補できるか、

そして、

どんな人が投票できるかで、

差別をしてはダメ!

ということですね。



ところで、憲法44条は、「人種」「信条」「性別」「社会的身分」「門地」「教育」「財産」「収入」での差別はダメ!としています。



「じゃあ、それ以外の差別ならいいの?」と思ったりしません?いや、ダメなんです。



「性別」とか、「財産」とかを挙げているのは、以前の日本や世界で実際にこういったことで差別があった、ということなんです(例えば、戦前の女性は投票できなかった!)。



要は、「~とかで差別がよくあるけど、とにかく差別はダメ!」ということです。



このことは、最高裁でも、選挙権が「一定の年齢に達した国民のすべてに平等に与えられるべきもの」として、原則、制限できない(つまり差別はダメ)としているとおりです(在外邦人選挙権訴訟・2005(平成17).9.14判決)。



憲法前文で、

「日本国民は正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、・・・ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する」

としているとおり、

この社会の主人公は、わたしたち市民・国民です。



国会議員は、わたしたちの代表者です。なのに、どんな人がわたしたちの代表になれるかで差別があったら困りますね。



また、自分の代表なのに自分で決められない、なんて差別があったら大変ですね。



わたしのことは、わたしが決める!
ということで、そこで差別はダメですよ、と決めているのが憲法44条なのでした。

2017年4月3日月曜日

『週刊金曜日』で共謀罪特集! 今回もあすわかオールスターsです☆


 最新号(3月31日号)の『週刊金曜日』、再び共謀罪を大きく特集して
くれています。




 「戦後最悪の治安立法 
                      『共謀罪』反対 
                          あなたのスマホも監視される?」

 今回も、あすわかメンバーが大活躍!



 海渡双葉弁護士が、テロ対策というウソや、いくらでも権力に都合
良く解釈できる危うい条文など、テロ等準備罪(共謀罪)の危険性
全般について解説しています。



 秋山健司弁護士は、Q&A方式で、「えっ、こんなことで捕まっちゃう
の!?」という事案を具体的に挙げて、共謀罪がごくごく一般の(市民
運動などに携わっていない)人にも関わってくるものであることを解説。
 「いやー、考えすぎじゃない?そこまで警察は悪いこと考えてないで
しょう…」という善良な市民のギモンにも応えます。




 そして、戸舘圭之弁護士は、このテロ等準備罪(共謀罪)のおそろし
さは、成立してしまっただけで社会に与える萎縮効果が絶大である点
にある、と語ります。

 自分のどんな行為が罪に当たるのか分からない(警察次第)、という
状態は、「まさかこんなことくらいで、とは思うけど、でも万が一ってこと
もあるから…」という不安を生み、当然「念のため、行動しないでおこう」
という判断が導かれます。

 具体的に警察が動かなくても、『その法律がある』というだけで、どれ
だけ自由がやせ細り、民主主義社会が壊されるか。
 テロ等準備罪には、それだけの破壊力がある、ということを、一人でも
多くの国民に知って頂きたいですね。

 ぜひぜひ、ご一読ください☆  

やや日めくり憲法 43条(両議院の組織)


今日は、4月3日ですので、43条を見てみましょう。


 <日本国憲法 43条>

  両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。

  2 両議院の議員の定数は、法律でこれを定める。


  国会議員は「全国民の代表」です。国会議員は、「自分に票を入れてくれた人たち」を代表しているのではありません。

  全国民って言ったら、与党支持者・野党支持者、選挙権を持たない子どもたち、あらゆる弱者がいます。

  ぜんぶひっくるめた「全国民」の幸せを考えるとなると、そうとう謙虚な姿勢で市井の声に耳を傾けて、深く議論し、問い続ける態度が必須です。

  また、選挙の際にさまざまに公約を掲げて、当選後に誠実に実現に向けて努力することはもちろんですが、情勢の変化やより熟慮を重ねた結果、場合によっては潔く公約を変更することもありうるでしょう。ただ、その場合には、「なぜ自分が公約を変えたのか」を国民に対して、言葉を尽くして説明しなければなりません。

  国会議員が「全国民の代表」たりうるためには、こういう姿勢が必要です。


  次に、国会が文字通り「全国民の代表」の組織として機能するためには、国民の多様な声が、国会に反映するような議員の構成でなければいけないはずです。

  「お金持ちの代弁者」とか「中年以上の男性」ばかり、みたいな現状は、国会に社会の多様な声が反映できているとは到底言えません。

せめて選挙制度だけは、社会の多様性を国会にきちんと反映させられるものであってほしいですね。少なくとも、マジョリティの意見が過大に反映される一方で、それ以外の声が切り捨てられちゃう、小選挙区制がダメすぎることは確かです~…(-_-;)

 でも、残念ながら、選挙制度を変える、というのは、小選挙区制で勝利を重ねてきた議員にとっては自分の利益を失いかねないので、なかなか進みません。だからこそ、私たち国民の側から、「この選挙制度おかしいやろ!」としっかり声を届けること、あるいは、メディアに対して、「もっと選挙制度のおかしさについて特集してほしい」とリクエストし続けることが、とってもとっても重要です(不断の努力です!)。


  最後に、国会議員の数について。

  よく、議員が多すぎるとか歳費(議員の給料)がもったいないから「国会議員をもっと減らすべきだ」という主張を聞きます。実際、日本の国会議員の数はどんどん減らされていきました。

  その結果、「国会議員1人あたり、何人の国民を代表してるか」の統計を見ると、日本は先進国の中で最低水準です。


 * 参考資料(「OECD加盟国における人口10万人当たりの総議員定数比較」

 P26http://www.sangiin.go.jp/japanese/kaigijoho/kentoukai/pdf/senkyoseido-houkoku-n.pdf


 国民10万人あたり、何人の国会議員が代表してくれているでしょうか。

  OECD加盟国34カ国を見てみると、国会議員は2~3人のようです。

  ところが日本は、国民10万人あたり、国会議員は0.57人。

  ギョ Σ( ̄□ ̄;)

 つ、つまり国民20万人を国会議員たった1人が代表して、20万人分の多様な意見をたった1人の国会議員が反映しなければならない…

 いやいや、できるわけありませんよね。

  日本は、国会議員が少なすぎるのです。それはつまり、国民が、自分たちの声を国会に届けるためのパイプがほとんどない(民主主義っぽくない)、ということです。

  「国会議員多すぎる」説は、とても謎な上に間違っています。歳費がもったいない!? 確かに、質問もしないでずっと寝てたりヤジしかしてないような議員は歳費返せよって思いますけど、でも、ちゃんと声を反映してくる議員は多くいてほしいし、支出を抑えるって話は、「1機100億円以上するオスプレイ買うのを控える」「解散総選挙を乱発するのをやめる」など、何百億円という規模のお金の動きをまず議論すべきなのではないでしょうか~。


   なんか、43条、意外と面白い条文でしたねw!
  書いてる私自身、いろいろ考えされられました。長くなってすみません!

2017年4月2日日曜日

やや日めくり憲法 42条(二院制)






<日本国憲法42条>


国会は、衆議院及び参議院の両議院でこれを構成する。




 今日は42条、国会について、衆議院と参議院の二院制を
定めた条文でーす。

 日本政府が受け取ったGHQ草案では、国会は一院制でした
(!)が、新憲法を審議した国会で修正されて、二院制になり
ました。
 修正の理由は、①西欧型民主制の主流にならったこと、また、
②明治憲法の下で二院制だったことを受け継いだこと、などです。

 二院制は、選挙で選ばれた国会議員による下院と上院で構成
されます。この「下院」や「上院」をどういう名称でどう性格づける
かは国によって異なりますが、日本国憲法では、下院は衆議院、
上院は参議院としました。
 明治憲法では,衆議院と…貴族院(!)でした。

 衆議院は参議院と違って、任期も参議院より2年短い4年で、
突然の解散もありうるため、実際には4年よりずっと短い期間で
選挙されて変わることも多く、「今現在の国民の意思」が反映
される議院と言われます(一般的には)。


 そのため、内閣不信任決議権や予算先議権のほか、法律・予算
の議決や条約承認、内閣総理大臣の指名など、多くの事項につい
て、衆議院は参議院に優越します。
 そうすると、「衆議院だけで十分じゃないか。参議院なんて
要らないんじゃないの?」なんて意見もあります。

 しかし、「下院は多数支配、上院は理の支配」なんて言葉が
あるように、上院(参議院)は下院(衆議院)の軽率な行為や
多数派の暴走を止め、冷静な議論を促す存在意義があると考え
られています。
 国民の熱狂が、時として理性を失って暴政を生んでしまうこと
は、(ナチスの台頭など)歴史が証明しています。
 国民の熱狂のままに、「選挙で勝ったんだから何をしても許さ
れるんだ」とばかりに政治を進めることは、民主主義のはき違え
です。
 民主主義の本質は、議論することです。
 異なる立場の人々が、言葉を尽くしてありったけの知恵と理性
で、妥協点を見いだそうと議論するそのやりとりこそが、政治
(民主主義)です。

 2013年参議院選挙の前、自民党が衆議院では過半数以上を
占める一方、参議院では過半数を占めていない、いわゆる「ねじ
れ国会」と呼ばれる状態がありました。法律案が衆議院で可決して
も、参議院で否決されることに苛立った自民党は、参議院でも過半
数の議席を取ることを目指し、ねじれを「決められない政治」
「国政が停滞する」などと批判して、「ねじれ国会=悪」と一大
キャンペーンを張りました。

 しかし、その“ねじれ国会”を解消した2013年参議院選挙後、
第二次安倍内閣は、憲法違反との批判が強い特定秘密保護法、
安保関連法をまさに「数の暴力」で成立させました。
 そして現在は、(共謀罪改め)テロ等準備罪法案が国会に提出
されています。
 議席があるんだからこっちのもの(最後は多数決で勝つもんね)
という、議論をとことん軽視して民意を無視する姿勢は、国会と
主権者に対する侮辱と言わざるを得ません。

  民主主義をこっぱみじんにしかねないテロ等準備罪は、憲法の
破壊そのものです。簡単に「数の暴力」で野党がねじ伏せられて
しまう今、立憲主義を守るためには私たち主権者の理性と知恵の
総動員が必要です。


 あすわかでも再三お伝えしているとおり、テロ等準備罪はテロ
対策のものではなく、条約や五輪開催のためにもまっっったく
不要なものです。
http://www.asuno-jiyuu.com/2017/03/blog-post_21.html
 ごくごく普通の一般市民全員が監視対象になり、犯罪をでっち
上げられかねない、とてつもなく怖い法律です。
 監視されたい人なんていませんよね。少しでも政治に対して不満
の声を上げようものなら捕まるかもしれない、とびくびくするよう
な社会で生活したくありません。
 そんな国民の声を届けるために、反対だという声を国会に届ける
普段からの不断の努力が必要です。