アクセスありがとうございます

ごあいさつ

みなさん、はじめまして☆
私たちは、自由民主党の「日本国憲法改正草案」の内容とその怖さを、広く知らせることを目的とする、若手弁護士(弁護士登録期が51期以降=登録から15年以内)の有志の会(略称「あすわか」)です。
現在、当会で作成したパンフレットや紙芝居を使って、全国各地(?)で講演(憲法カフェ、ランチで憲法など)を行っています!
また、イベントや集会に参加したり、声明を発表する、書籍を出すなどもしています。
こういった活動は、FacebookTwitterでも発信しています  ご注目ください!
なお、お問い合わせは、peaceloving.lawyer@gmail.comまで!

最近の記事


今後のスケジュール

2017年12月8日金曜日

太平洋戦争が始まった日に 日本の“軍拡”を見つめてみる


 こちらの資料をご覧下さい。
 防衛省の2018年度概算要求の概要です(PDF)。
  ↓
http://www.mod.go.jp/j/yosan/2018/gaisan.pdf#search=%27%E9%98%B2%E8%A1%9B%E7%9C%81+%E6%A6%82%E7%AE%97%E8%A6%81%E6%B1%82%27




 なんと、史上最大の5兆2551億円の防衛費を要求しています。
 オスプレイの購入、「ミサイル防衛」の強化、敵基地攻撃兵器の
研究費の計上、地対艦ミサイル配備等の南西諸島の部隊増強…
 「これぞまさに軍拡」的な計画です。
 これが、「国際情勢の変化(極東の安全保障環境の悪化)へのシーム
レスな対応」なのだと、政府や自民党は“現実主義者”って感じで語り
ますね。

 戦争放棄など夢なんだ、憲法9条を正直に守ってたら国が滅びるんだ…
そんな「罵倒」までが聞こえてきそうです。
 北朝鮮とアメリカがほんとに戦争に突入するのか、かなり危機的な
状況です。
 日本が「こういう事態におちいるのを避けようと努力したのに、残念
ながらこういう事態になってしまった」のではなく、むしろ「こういう
事態になるように誘導した」くらいの勢いだ、と言わざるを得ないのが、
残念でなりません。

 日本ほど北朝鮮に対して圧力一辺倒な国はありません。
 「対話は無駄」とまで言い切って、諸外国に北朝鮮との関係断絶を
要請するという…ちょっと「陰険さ」なまでの敵意は、これまでの永年の
平和外交の歩みはなんだったんだろうと思うほどの変容です。
 それは「北朝鮮があんな国だから仕方がない」という言い訳でカバー
できるものではありません。
 圧力しかないんだ、という主張は、圧力をかけた先のなにを望んでいる
のでしょう。かつてABCD包囲網という圧力かけられまくった国は、
“暴発”して、無謀にもアメリカに戦争を仕掛けて太平洋戦争に突入しました。
もし北朝鮮に、これと同じことを期待しているのだとしたら、それは罪深い
にもほどがある、非人道的な発想です。
 そして日本が受ける反撃(原発への攻撃、もんじゅへの攻撃、在日米軍
基地への攻撃、自衛隊基地への攻撃)を想像しないで圧力圧力言ってるの
だとしたら、それこそ百花繚乱の“お花畑”なのでは。
        
 今日は、12月8日。1941年の今日、日本軍がマレー半島に上陸し、
真珠湾を攻撃して、太平洋戦争が始まりました。
 日本は“アジアの開放”を名目にしていました。そう、いつだって戦争は
「やらないとじぶんがやられる」を言い訳に始まります。

 そんな言い訳、もう、うんざりだ。――そういう思いが、9条に結実
しているはずです。 
 その9条を無視して、圧力だとか対話は無駄だとか言って自分で“危機”
を招いておいて、「安全保障環境が悪化したから仕方ない」といって
5兆円の予算を組もうとする。
 保育園は?
 息苦しくて(生き苦しくて)仕方ない女性の未来は?
 貧困にあえぐ子ども達への奨学金は?
 餓死者が出るほど穴だらけなセイフティーネットの底上げは?
 ぜんぶ後回しで、軍拡、ですか。
 「どう考えてもおかしい。」「やりきれない。」
 そういう気持ちになっている人が一人ひとり、確実に声をあげないと
いけないな、と強く強く思います。

 黙ってては、なにも変わらないのです、やはり。
           

2017年12月7日木曜日

1月22日(月)あすわか×木村草太先生「ビギナーのためのイマドキの『憲法改正』」


 あすわか × 木村草太先生
「ビギナーのための イマドキの『憲法改正』」

 憲法カイセイ?え、なんで変えるの?
 っていうかそもそも憲法知らない…(-_-;)
 そんな“憲法ビギナー”のためのスペシャルナイト☆
  憲法、民主主義、そして私たちの憲法や社会のゆくえにも直結する
「なぜ沖縄にアメリカ軍の基地があるの?」…というイマドキな話が
一気に聞けるトークイベントです!
 気鋭の憲法学者・木村草太先生のトークと、
 あすわかの最新飛び道具“イマドキの憲法知っとこカルタ(仮)”を
お楽しみ下さい(≧∇≦)ノ





日時: 2018年1月22日(月)
   18:00~20:30


会場:中央大学 駿河台記念館 610号室
   (東京都千代田区神田駿河台3-11-5)

 <アクセス>
  ・総武線 御茶ノ水駅下車、徒歩約3分
  ・丸ノ内線 御茶ノ水駅下車、徒歩約6分
  ・千代田線 新御茶ノ水駅下車(B1出口)、徒歩約3分
  ・都営新宿線 小川町駅下車(B5出口)、徒歩約5分


参加費:500円


参加申込&託児申込:asuwaka180122.souta@gmail.com

  当日参加も可能ですが、できるかぎり事前にお申し込み下さい。

 * 託児申込しめきり 1月9日(火)
 (お子様のお名前、年齢、性別を記載の上、上記メールアドレスまで
    お申し込み下さい)




<タイムテーブル>

第一部 ビギナーのための イマドキの「おきなわ」
     講師: 小口幸人弁護士

第二部 ビギナーのための  イマドキの「憲法改正」
     トーク: 木村草太教授、弘川欣絵弁護士


<出演者略歴>

● 木村草太教授
 


 1980年生まれ。東京大学法学部卒。同助手を経て、現在、
首都大学東京教授。
テレビ朝日系列『報道ステーション』のコメンテータなど、
メディア出演も多数。
 著書に『集団的自衛権はなぜ違憲なのか』(晶文社)、『憲法
という希望』(講談社現代新書)、『憲法の新手』(沖縄タイムス
出版)など。


● 弘川欣絵弁護士(あすわか)
  

 2008年弁護士登録。大阪弁護士会所属。外国人の人権に関する
事件を多く取り扱う。2015年の安保法制をきっかけにあすわかに
参加し、数多く憲法カフェや憲法関連の講師を務める。地域のお祭り
での憲法ビンゴ、憲法や政治を気軽に語る動画の配信など“知憲”のア
イディアを日々模索中。


● 小口幸人弁護士(あすわか)
  

 東京都出身。脱サラ→弁護士、弁護士過疎地・岩手県宮古市へ。
東日本大震災の7日後に、全国初の避難所相談を開始。各種立法
提言など、被災者支援活動に奔走。震災から丸5年を経て、弁護士
不在の沖縄県八重瀬町へ移住、開業。辺野古や高江などで、基地
建設反対の住民運動を法律の専門家としてサポートしつつ、憲法や
沖縄基地問題の講演もこなし、多方面で活躍。趣味はプロレス観戦。

2017年12月2日土曜日

12月3日 「ぼくたちが見た戦場のリアル」@リバティおおさか


 あすわか大阪が2ヶ月にわたってリバティおおさかで繰り広げて
きた「日本国憲法展」、そろそろ終わりが近づいてきました。
 今週末は、本日の憲法+原発カフェに続き、明日は実際に壮絶な
戦闘に加わった元アメリカ軍兵士による講演会「ぼくたちが見た
戦場のリアル」が開催されます。

 想像しようとしてもどこか他人事、映画の中の世界のような戦争…。
戦場の実態や、実際に経験した人間の心身がどれだけむしばまれるか、
現実をぜひお聞き下さい。




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日本国憲法展特別企画
「ぼくたちが見た戦場のリアル
 ~ベテランズ・フォー・ピース講演会~」



日時: 2017年12月3日(日)
     13:30~16:00



場所: リバティおおさか
   大阪市浪速区浪速西3-6-36

           
http://www.liberty.or.jp/index.php



参加費: 1000円
    
※リバティおおさかへの入館料が別途必要です。



定員: 80名


申込: luckykenpo2@gmail.com      ※当日参加も大歓迎です


<イベントページ> https://www.facebook.com/events/908437142639033/


 人類史上最強の軍備を持つ米国が、地上で最も貧しい国の一つを
攻めていた。
 僕らは死と破壊をもたらし、大切な家族をばらばらにした。
 「テロと戦う」という名目で。
 でも、テロをしているのは僕たちだった

 アフガニスタンで、イラクで、彼らが見た戦場の現実。癒えない
心の傷を抱えながら、各地を巡り反戦を訴え続ける元アメリカ軍兵士
が、大阪にやってきます。

 北朝鮮に、米国に、韓国に、そして日本に、ベテランズは訴えます。
 「互いに、相手が戦争すると脅すから、罰として戦争してやると
脅しています。
 これでは子どもの喧嘩と同じ、ただし、ナイフや棒のかわりに、
核兵器を振りかざして。
 こんな終末的な戦争は避けられるでしょうし、どうしても避けなけれ
ばなりません。」

 その方法は、「対話」しかないのだと。

 ベテランズの話を聞きながら、改めて、憲法9条の意味を考えませんか?

 お子様づれ歓迎です!

2017年11月30日木曜日

野党から質問時間奪った与党が、質問ではなく余興を。。。


 このツイートの動画、ご覧下さい(たった18秒)。
 https://twitter.com/yzjps/status/936004163812466688

山本一太議員「応援していると言って頂けますか?」

安倍首相「もちろん応援しております。」

山本議員「世耕大臣、いいじゃないかと言って下さい。」

世耕大臣「いいじゃないかと思います。」


 与党は、衆議院の審議における野党の質問時間を大幅に奪いました。
 国会審議は野党の質問のためにある,と言っていいほど、野党の
質問が国会審議の核心であることは以前お話しました。
 ( https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/924872505910706176 ) 
 
 繰り返しになりますが、与党の意向は政府案ができるまでの過程で
じゅうぶんに反映されているので、政府案に「厳しく斬り込む」ことは
ありません。少なくとも今の自民党は、政府と同様に国会での議論を
非常に軽視しているので、なおさら質問などしません。

 この動画の「余興」は、まさに、与党が質問時間を持てあましている
結果です。
 あれだけ「質問時間が必要だ」と言って野党から奪ったのは、余興を
するためだったのでしょうか。

 …奪いたくて奪っただけな気がして、仕方ありません。


オススメ動画 超絶分かりやすい「沖縄の基地」ピンポイント解説☆

 

 小口幸人弁護士から、オススメ動画のご紹介です(^^)/

 なぜ沖縄にはたくさんの米軍基地があるの?
 なぜ沖縄の声は無視されるの?
 沖縄って、基地のおかげで暮らしているの…?
 
 遠い沖縄について、どこか他人事のように考えがちな人は少なくない
はず。
 
 でも琉球王国を『沖縄県』として日本に併合して以来、沖縄はまぎれ
もなく日本の一部です。そこには、単に美しい珊瑚礁があるリゾート地、
では済まされない、深い悲しみと苦しみがあります。
 ムリヤリ自分たちの一部にしておきながら、そこでの苦しみを無視
するのは、どう考えても人道にもとります。

 だから、まずは知るところからスタート!

 国民主権、民主主義、戦争放棄、地方自治、表現の自由…憲法のさま
ざまな原則が沖縄では軽々と無視されているおかしさについて、たった
7分の分かりやすいアニメーションが解説します!
  https://www.youtube.com/watch?v=2xUhXj0UVuM?…

タイトル: 「沖縄」が抱える基地問題について、7つのポイントで
    わかりやすくまとめた「#知らない沖縄」

作:辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議


 ビジュアルが洗練されていて、衝撃的なまでに分かりやすいので、
ぜひご覧になって下さい!身近な人にもぜひオススメ下さい。


2017年11月27日月曜日

シンポジウム「単なる理想か?~憲法の可能性と実現力~」リポート②


(①の続き)
 木村草太教授は3人の発言を振り返りながら
「金平さんの指摘どおり、日本の報道の自由ランキングは落ち続けて
いるが、法整備そのものにはそれほどおかしいことはない。
マスメディアに関わり制度を運用する人たちがおかしくなっている
(自粛・忖度)、ということだろう。」
「太田さんが学校教育の重要性を指摘したが、そのとおりだと思う。
内田樹氏は「学校の株式会社化」と表現しているが、株式会社であれば
まだいい。実際は、閉鎖的空間でパワハラ体験を蓄積させる場。パワ
ハラに飲み込まれずに声をあげていいだという空気を作り上げる
(憲法的な体験をさせる)ことが大事。」
「政治の場面で考えてみても、社会には自民党政権に対して「強いもの
に逆らっては無駄だ」という雰囲気が生まれている。自民党政権以外が
政権を取ることは想像できないので、自民党政権に飲まれている方が
安心だという感覚ともいえる。」
「憲法では制度の側面があるが、理念や精神の側面もある。辺野古で
機動隊が取り囲む行為について、法的な説明はできる。が、やっぱり
なにかおかしい。制度があるだけでは足りなくて、制度を理念や趣旨に
従って運用することが、大事。」




 北朝鮮、学校教育、9条加憲、さまざまなテーマが飛び交い、
あっという間に時間が過ぎ去りました…。

 金平氏
「メディアの劣化は著しいが、諦めないで欲しい。報道に携わる者同士
の横の連帯が必要。」
 太田弁護士は、田中淳哉弁護士が作成した「不断の努力」アクション
リストを紹介。


「一人ひとりが自分のできることを考えて、実行することで社会を変え
ていける。」
 木村教授
「メディア露出の多い“専門家”の質を確保するために、専門家も横の
連帯が必用かもしれない。強いものに対し声を上げていいんだ、という
空気を作ることが大事。志あるメディアへの応援はじめ、私たちには
まだできることがたくさんある。」
猿田弁護士
「国会議員や市会議員にロビイングをするときに、言いたいことを言って
終わりではダメ。議会で質問してもらうために、この議員が普段関心を
持って取り組んでいるどの問題と引っ掛けて語るべきかを考えることが
大事。断れても何度も何度も会いに行く。憲法カフェを広めようという
時も同じ。」


 情勢は厳しくも、希望はまだある!と前向きになれる、笑いに満ちた
3時間でした!

シンポジウム「単なる理想か?~憲法の可能性と実現力~」リポート①


 大阪での人権研究交流集会、全体会シンポジウム
「単なる理想か?~憲法の可能性と実現力」は  満員御礼!

 あすわか兵庫のお芝居、あすわか大阪の分科会に続き、このシンポに
登壇した猿田佐世弁護士と大田啓子弁護士もあすわかメンバー。
憲法学者の木村草太教授とジャーナリストの金平茂紀氏という豪華パネ
リストが、憲法をめぐる社会状況・政治情勢について多角的に議論しま
した。

 金平氏は、10月22日の総選挙前日、秋葉原で巨大な日の丸や横断
幕をかかげて安倍首相を応援する人々の映像を紹介。
 「総選挙投票日前日の秋葉原では、安倍政権に反対する人だけじゃなく、
マスコミ関係者も足元を蹴られたりするような、スタッフが怖がるような
状況だった」とのこと。



 総選挙の結果を「立法府の敗北」と表現した金平氏は、
「三権分立が“壊死”した体制は、しばらく続くだろう」
「メデイアの“自粛”や権力への忖度も、止まらない」。




 猿田佐世弁護士は新外交イニシアティブ(ND)の事務局長とし
て外交や安全保障を研究。安保体制や沖縄基地問題の解決に向けて
ワシントンDCで精力的にロビイング活動をしています。



 「既存の外交には国民主権的・民主主義視点がない。沖縄や福島で
苦しむ人々、政府に反対する人たちの声はアメリカには全く届いてい
ない。」「外交も人々の生活に影響を与える政策だという理解が必要。
そのためには国家から国民に対し、判断に必要な徹底的な情報公開と
それに基づく十分な選択肢の提示が必要。与党は北朝鮮への圧力に
積極的で、アメリカと北朝鮮が戦争することになっても構わないかの
ようだが、実際に戦争になった場合に日本がどれだけ被害を受けるか、
アメリカがすでに試算している報告書などはぜんぜん国民に伝えない。
すべての情報(自分たちが受けるであろう被害)を知った上で、それ
でもまだ戦争を望むならまだしも、不利な情報を見せずに感情論で
世論を動かすのは卑怯。」




 太田啓子弁護士は、憲法カフェをはじめた経緯を紹介。



「憲法カフェはやればやるほど次につながる。憲法改正について
最終的にどうしたいかは個々人の判断だが、ただ「なんとなく」
決めてほしくないから、とりあえずまずは憲法を知ってほしい。
憲法含む政治の話を自然に気軽にできる社会にしたい。」






(②につづく)